2009.04.22.

カフェインカフェとかどう。




コーヒー飲みアルツハイマー病予防?…カフェイン効果に期待
4月22日14時36分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090422-00000635-yom-sci

下記、カフェインデータベース。

http://www.energyfiend.com/the-caffeine-database

スタバのコーヒーのカフェイン含有量の多さにびっくり。
濃厚抽出なんですね┐(´ー`)┌

さて、問題はヒトの普段のカフェイン摂取量ってどんくらいなのか、ということ。
動物実験はカフェイン普段摂取してない動物に対して投与するからなぁ…

何はともあれ、こーいうテーマ提案型カフェってやってみると面白いかも。
詳細は誰かはなしたいヒトはなしましょw

 コーヒーやお茶などに含まれるカフェインに、アルツハイマー病の予防効果があるとする研究結果を、森隆・埼玉医大准教授と米フロリダアルツハイマー病研究センターなどが動物実験からまとめた。

 米国で近く患者らにカフェインを投与する臨床試験に入る。米専門誌に論文が掲載される。

 物忘れがひどくなるアルツハイマー病は、脳にたんぱく質のアミロイドベータ(Aβ)が異常に蓄積して、神経細胞が死んでしまう。研究チームは、生まれつきAβが蓄積しやすいマウスに、1日あたり約1・5ミリ・グラムのカフェインを水に溶かして4〜5週間与えた。人間がコーヒーを毎日5杯ずつ飲むのに相当する。

 その結果、カフェインを与えないマウスに比べ、記憶力の低下が改善した。記憶にかかわる脳の海馬や大脳皮質では、Aβが蓄積した「老人斑」の形成が4〜5割減少した。カフェインがAβを作る酵素の働きを抑えることも突き止めた。

 森准教授は「カフェイン入り飲料は広く飲まれており、病気の予防や進行抑制の効果を注目していきたい」と話している。

最終更新:4月22日14時36分




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posted by のぶ at 18:21 | Comment(0) | Science>コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009.04.21.

記憶ってどうすれば良くなるんですかね。




記憶力の減退を感じたらどうすべきか
プレジデント4月21日(火) 16時21分配信 / 経済 - 経済総合

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090421-00000301-president-bus_all

まだまだ若いながら記憶というか集中力の衰えを感じてきている私。
この文章を要約すると

「記憶力の減退を止めたければ運動するか学習をしなさい」

という、なんともまぁ想像に易いお話。
基本的に否定しません。
が、この記事に感銘を受ける方ってどれくらいいるのだろう。
サイエンスニュースとしてクオリティに疑問を感じます。

下記の突っ込みは現時点のscientific opinionですが、
こういった意見で批判される現状のscienceに
(個人的には)寂しさを感じています。

いいすぎだってなんだって、もっと夢があったっていいじゃないね。
といいながら突っ込みだけはさせてもらいますが。


--------------
以下、下記の記事に対するポイントポイントの突っ込みです。備忘録的に。

2005年近辺の記憶になって申し訳ないのですが、新しくちょろっと調べても引っかかってこなかったので疑問に思ったこと。

・新生ニューロンの研究って海馬や嗅球で行われていて、この2つの組織では成体でも神経細胞が新生していることが確認されている。

・けれども大脳については賛否両論ある、っていう状態じゃなかったでしたっけ?

・運動とadult neurogenesisの関係ってヒトに簡単に外装できるほど研究進んでましたっけ。

「一駅先まで歩くだけでも新生ニューロンの増加効果が大きい」

・これ、結構大きなmisleading。実験で証明された事実をヒトに外装すると

「6畳一間に押し込められて殆ど動かずに住んでいる成人がランニングマシンを与えられて走りはじめると新生ニューロンが増加する」

くらい。

・そもそも記憶ってなに?っていう話から入ると更にこんがらがるわけですが。細胞?ネットワーク?証明するためにはある記憶を想起している際に一細胞だけを破壊して記憶がなくなるかを証明しなければならない?
etcetc...



 記憶力に関する一般の人たちの大きな誤解は、「人間の脳細胞は1日当たり10万個死んでいる。だから年をとればとるほど記憶力が低くなるのは仕方がない」と思っていることだ。昔の実験で脳の限られた部分を観察し、若い人より年配の人のほうが、脳細胞の数が減っていることがわかった。それにもとづき、このエリアでこれだけ減っているからと、単純に見積もり計算をしただけなのだ。
 もちろん、他の脳の場所ではどうなのか検証されていない。また、人間の脳細胞は100億個から1000億個あるといわれている。どうしてそんなにも大きな隔たりがあるのかというと、一つひとつ数えていくことが不可能だからだ。まして私たちの研究室では、2001年にサルを使った実験で、大人になっても新しい神経細胞「新生ニューロン」が生まれていることをつきとめている。俗説に惑わされないことが大切だ。

 そこで、まず記憶力のメカニズムを見ておこう。「記憶に関係する脳の場所」と聞いて「海馬」を思い浮かべる人は多いだろう。しかし、海馬は記憶をコントロールする場であって、貯蔵庫ではない。大脳皮質でキャッチされた情報は側頭葉に入る。そして、海馬の「歯状回」という場所を経て、同じ海馬のなかにある「CA3野」「CA1野」に運ばれ、最後に側頭葉に戻されて記憶されていく。
 実は、その過程で海馬は入ってきた「1」の情報を「3」に増幅したり、「0.5」に減らして次の神経細胞に伝えることができる。これを「可塑性」といい、新生ニューロンは古い神経細胞に比べて高い可塑性を持っている。つまり、新生ニューロンが増えるほど、記憶力は向上する。中高年の記憶力の減退を防止するためには、どうやって新生ニューロンを増やすかがポイントになるのだ。

■新生ニューロンと関係の深いθ波

 新生ニューロンは脳の外から入ってくる何らかの「刺激」によって増やせることがわかっている。そこで、その刺激が何かを探すため、新生ニューロンが増加しているときの脳のなかの変化を調べると、「θ波」と呼ばれる脳波が関係していることが確定された。θ波は1秒間に4〜8回の波があり、一般的に「まどろみ」の状態のときに計測される。しかし、それ以外でもθ波は出ているのだ。
 まず「運動」である。たとえば、歩いたり、走ったりしているときにもθ波が発生している。また、運動をすると血流がよくなり、新生ニューロンが育つために必要な養分が脳のなかの毛細血管から供給されやすくなる好影響も考えられる。運動と脳機能はいい関係にあり、通勤の時間を少し前にズラして一駅先まで歩いてみるだけでも、新生ニューロンを増やす効果が期待できるだろう。

 次に「学習」だ。新しいプロジェクトを立ち上げるためには、いろいろな資料に当たったり、専門家に会いにいくことが必要になる。そうした未知の領域へ積極的にチャレンジしている際にもθ波が発生している。そして、最後が「睡眠」。θ波はレム睡眠のときに出ている。眠ってから90分間隔でレム睡眠が訪れるので、1日当たり少なくても7時間くらいは睡眠時間をとりたいところだ。
 もっとも、記憶力が少し衰えたとしても、年を重ねるにつれてさまざまな経験を積んでいるはずである。それにもとづいて、若い人にはできないアドバイスを行えるはずだ。記憶力に神経質になるのではなく、年齢相応の強みを活かすのも一つの考え方ではないだろうか。


東京大学大学院准教授
久恒辰博
1964年生まれ。東京大学農学部卒業。米国国立予防衛生研究所などを経て現職。主な著書に『脳は若返る』『ベストな脳の育て方』など。

伊藤博之=構成
平山順一=撮影




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