2010.03.10.

【論文紹介】生物時計による浸透圧情報伝達の調節




最近生物時計まわりの文献を読むことが多いのですが、ついこの間検索してビビッと引っかかったのがコレ。

Central clock excites vasopressin neurons by waking osmosensory afferents during late sleep

http://www.nature.com/neuro/journal/vaop/ncurrent/full/nn.2503.html

いやこれ何がすごいって、特殊な角度でのスライス作成、patch clamp でさらに局所薬物適用・電極刺激などなど一つ一つの仕事が丁寧なのはもちろんのこと、

視交叉上核(suprachiasmatic nucleus) の時間依存的な「発火そのもの」によって

浸透圧受容に関する第三脳室周りの終末器官 -> 視索上核 (supraoptic nucleus) への神経伝達が presynaptically に調節されることをほぼ証明しちゃっている。

そんなにパッチクランプの方法論を知っているわけではないのでだまされているかもしれないが

データの積み上げとそこから導き出される考察が流麗です。

この方法論の中で manning compound の bath application についてのデータだけは頭を捻りますが
(なぜなら視交叉上核にも vasopressin 受容体がたんまり存在するから)

いまやっている自分の研究にとっていろんな示唆が得られた論文でした。

視交叉上核から視索上核への投射はAVP性なのかVIP性なのかはたまた別なのか悩ましいところです。



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posted by のぶ at 15:16 | Comment(0) | Science>コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009.06.11.

有機栽培野菜と無農薬栽培野菜について一考




ガンダムBBQの付加価値を高めるにあたって(難しく言うな)
なかなか普段食べられないような美味しい食材を探してみよう!と
ネットサーフィンして調査していたら、以下のような記事に行き着いた。

そろそろ無農薬/有機栽培野菜に対する盲信を見直してはどうか
http://d.hatena.ne.jp/LM-7/20080817/1218954695

無農薬栽培野菜有機栽培野菜推奨についてのアンチテーゼの一稿。

今はもう無農薬栽培有機栽培がブランドキーワードとして定着してしまい
盲目的にこのような食材を求める人が増えているように思える。

実際は有機栽培野菜っていうのは有機肥料を使って育てられた野菜で、
無農薬じゃなくったって低農薬じゃなくったって有機栽培野菜です。
別に嘘付いてない。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1411670399

むしろ有機野菜であることが新しく問題提起されてたりもする。


一方で、じゃあ農薬を使った野菜はダメか?といわれたら、

「そんなことはない。」という記事や研究論文もある。

個人的には、自分が「これおいしい」と思えればよい。
そういう野菜を食べたい。そんな野菜ないかな。

そういう観点で「農家」そのものにブランドがあてられたら
充分農業もビジネスになりえるし、実例がいくつもあるはず。

…さて、BBQの野菜どうしよ。




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posted by のぶ at 19:33 | Comment(0) | Science>コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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