2010.10.09.

脊髄損傷の克服に挑む人たち -渡辺淳-




雑用をしながらテレビをつけていたら、夢の扉という番組で渡辺淳氏の特集をやっていた。

http://www.business-plus.net/interview/0909/37723.shtml

彼は脊髄損傷の人たちが再び歩けるようになるようなトレーニングを提供するジム『ジェイ ワークアウト』を運営している。場所は豊洲。目と鼻の先なので後日顔を出す予定。

脊髄神経の再生は学術的には公知になりつつあるが、まだ臨床的に実践を公言しているところは皆無に等しい。
2003、私が修士課程学生の当時、日本では慶應の岡野英之先生らが精力的に脊髄損傷・神経再生の研究を行っていたのを覚えている。研究はまさにその時トレンドだった。しかしいくつかの再生因子が同定され、神経再生のメカニズムが判明したのち、その研究成果はあまり語られなくなった気がする。理由はなんとなしに想像がつく。どの治療にせよ、患者本人の過酷なトレーニングが必要だからだ。そしてそれは一般の医療の範疇ではないし、病院の枠組みではコストの割には儲からない。

渡辺淳氏やspinal cord injury centerはそこに目を付けたのだろう。私も新規テーマ提案をするにあたって直に感じたことだけれど、現在の科学技術成果と現実に行われていることには大きな乖離がある。業が起こされていない。出口が会社としての利益構造から乖離しているから、というのが一つの大きな理由ではないか。小さい組織なら十分回るのに。とか。

兎にも角にも非常に興味が湧いている。同じ年とのことなのでぜひお話ししてみたい。















blogram投票ボタンブログランキング・にほんブログ村へ


posted by のぶ at 12:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | Science>コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010.05.18.

食物アレルギーと食肉・畜産業界




最近アレルギーについて少しずつ調べている。
特に小児期での食物アレルギー。近年増加し続けています。

(免疫に関しては専門外だけれど、共通言語は習得している。専門性なんかは気にしない。問題は事実と論理だけ、というスタンス。)

今回はありえるけれどももうどうしようもない仮説を御紹介します。

Plasma and muscle cortisol measurements as indicators of meat quality and stress in pigs

簡単に翻訳してしまうと、

「ストレス指標であるコルチゾールは劣悪な飼育環境で有意に増加する。」

ていう報告。
ま、これだけなら特に問題はないのかもしれません。

問題なのは私たちが食している牛乳・鶏肉・豚肉・牛肉・卵はこの劣悪な飼育環境「以上に劣悪な飼育環境」で生産されている、ということ。

問題なのはストレス環境下で出てくる物質が肉中・乳汁中・体液中に蓄積され続けている可能性がある、ということ。

問題なのはそういった畜産製品を当たり前に食する環境が出来上がってしまっている、ということ。

ストレス物質を経口摂取し、ある一定量が血中に吸収された時、なんらかの薬効が発現します。もちろん体にストレスを感じる方向の。腸管のバリアが不完全な小児ならなおのこと。

断っておきますが私はベジタリアンだったり動物愛護運動などに携わっているわけではないです。普通に鳥のささみを愛しますし、和牛のうま味には舌鼓を打ちます。

けれども、まだ免疫機能の完成していない子供の身体に対して、ストレスフルな環境で生産された畜産製品は「大きな負荷」となっていると(感覚で)感じます。


例に挙げたような「畜産の大量生産の負の要素を指摘する」学術報告は実はかなりの数存在しますが、報道・教育は殆どなされません。世界の人間を肉で生かすためにはそんなこといってられない、というのが大勢なのでしょう。

そんな中運悪く食物アレルギーになってしまったら。
日常生活からそれらの製品を排除することを徹底します(少なくとも今の日本では)。

なんか悲しい世界。

今後そんな人たちはどんどん増えていくしかないのでしょうか。
何かしら対策はないのでしょうか。
そんなことを考えながら新テーマをぽつぽつ考えています。

肉食を減らせば地球は救われる!〜飢餓・動物虐待・環境破壊・資源枯渇・健康危機・・

こんなブログの一記事も、最近は極論と思わずに読むようになりました。
もちろん極端な仮定をしているものが多々見受けられますが…
もし「大量のヒト」が「嗜好」を変える事ができたら、産業自体が変わる。ものすごいことが起こるはず。

※追記
今回はある程度極論にまとめております。○○は増加しない、○○に関しては証明されていないなどの反証のご意見もあるかと思いますが、コンセプトそのものを否定するくらい大きな反証でなければ見逃してやってください。逆にそれだけの反証がありましたら是非ご教授いただきたいです。宜しくお願い申し上げます。



blogram投票ボタンブログランキング・にほんブログ村へ


posted by のぶ at 18:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | Science>コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。