2012.04.07.

イソロイシンとオキシトシンと陣痛促進のジンクス




最近嫁さんから聞いてすごく驚いたのが、

「オロナミンCを飲んで子宮収縮、陣痛促進しやすくしよう」

という噂があるということ。
さらに話を聞いてみると、ロイシンイソロイシンが効果がある、と。
さらにさらに話を聞くとオキシトシンに作用が似ているからだと。

gnj0902280504008-p7.jpg

そんなわけはないです。もしそうなら上戸彩さんも収縮しちゃってます。

陣痛促進作用のあるオキシトシンは9つのアミノ酸からなるペプチドです。

300px-Oxytocin3d.png

グリシン・ロイシン・プロリン・システイン・アスパラギン・グルタミン・イソロイシン・チロシン・システイン

の順番でつながっており、9つのアミノ酸がこの順番で体内で合成され、さらに立体的に構造を調節されることではじめてできるペプチドです。

ちなみにロイシン、イソロイシンはこちら。

ロイシン                           イソロイシン
uminekoya_28093.jpg uminekoya_28092.jpg

イソロイシンやロイシンが1個のアミノ酸として体に吸収されてもオキシトシンに似た作用を示すことはありません。(少なくともオロナミンCに含まれるレベルでは)

なんでこんな都市伝説が広まってるんでしょうね。助産師さんでもこのジンクスを語る人がいるようです。

もううちでは4月2日をすぎたのでいつ生まれてきてもOKなのですが(予定日は2週間後)、一向に生まれる気配がない妊婦は焦り、藁をもつかむ気持ちになるのでしょう。

イソロイシンやロイシン、そしてバリンは分岐鎖アミノ酸(BCAA)と呼ばれ、
体の材料である筋肉の合成を促進したり分解を抑制したりする作用を持つアミノ酸です。
イソロイシンやロイシンを摂取すると赤ちゃんが急速に成長し、早く出てきやすくなる、みたいなストーリーならなんとなく納得しますけどね(・∀・)




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posted by のぶ at 17:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 育児出産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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